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深海でしか捕獲できないカニ類は元気に泳がないのです。生き生きといつも泳いでいるワタリガニのジューシーな身は鮮度がよくてうまいのは、言うまでもない事になるのです。

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ダシが出るワタリガニは、カニ下目の内のワタリガニ科に属するカニの総称で、我が国においては春から夏にかけて産卵するガザミや脚をオールのように動かすタイワンガザミに代表される、年中食べられているガザミ属を指し示す名前となっているんです。

雨が少ない瀬戸内海で新鮮なカニが何かと言ったら、ワタリガニのことで足の端っこがひれ状となっている上に、海を泳ぎ抜くことが出来るためこの名が付けられています。甲羅幅が１３センチより大きい物でなければ捕らえることが禁止となっているのです。

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ズワイガニとは、水深300m辺りの深海で繁殖し、本州最西端の山口県からカナダ沿岸まで方々で漁ができる、がたいが大きく食い応えのある食用カニだと言えそうです。

花咲ガニというのは他と比較すると数が少ない故に、漁期は7月〜9月だけという短期で、そのことから最高に味ののるシーズンも初秋から10月までのひと月ほどでたったこれだけ？と驚くほど短期間です。